体に悪い食べ合わせ | 野菜deダイエット

体に悪い食べ合わせ

野菜 食べ合わせ

「身体に良いから」と思って摂取しても、食べ方や食べ合わせを間違えると逆効果になることもあります。
これらの食べ合わせはそれぞれ理由があって良くないとされていますので、ぜひ覚えておくと良いでしょう。

食べ合わせ ごぼう さつまいも

ごぼう + さつまいも
ごぼうとさつまいもは食物繊維が豊富に含まれているので、便秘にお悩みの方はその解消のために積極的に摂取されているかもしれません。
確かに便秘解消には食物繊維を摂ることが効果的です。
しかし、どちらも多くの食物繊維を含んでいるため、短期間に大量に摂取をすると逆に便秘を引き起こすことがあるので気を付けなければなりません。
食物繊維は水に溶けて便を柔らかくする水溶性食物繊維と、体内の水分を吸収して膨らむ不溶性食物繊維の2種類がありますが、体内の水分量が十分でない時に不溶性食物繊維を摂り過ぎると腸内に水分が回らなくなるので便が固くなってしまい、その結果便秘になってしまうのです。
不溶性食物繊維を一度に沢山食べる時は一緒に十分な水分を摂るようにしましょう。  便が固くなり、便秘に(>_< )


食べ合わせ 人参 大根

人参 + 大根
人参に含まれるアスコルビナーゼという酵素はビタミンCを破壊する作用があるため、一緒に摂ると大根に多く含まれているビタミンCを壊してしまいます。
しかし、アスコルビナーゼは熱と酸に弱いので、加熱調理をしたりお酢やレモンなどの酸と組み合わせれば大丈夫。
お正月の定番料理‘紅白なます’はお酢が使われているのでビタミンCは破壊されず摂取出来ますね。
 ビタミンCを破壊してしまう(>_< )


食べ合わせ 茹で卵

ほうれん草 + 茹で卵
貧血防止にほうれん草を摂る女性は多いと思います。
そこで気を付けてほしい食べ合わせが‘ほうれん草+茹で卵。
卵を茹でると卵白からは微量ですが硫化水素が発生します。
硫化水素には硫黄が含まれているのですが、この硫黄がほうれん草に含まれる鉄分の吸収を妨げるのです。
目玉焼きやスクランブルエッグなど他の卵料理は大丈夫なので、茹で卵だけは一緒に組み合わせないように覚えておきましょう。
 鉄分の吸収を妨げてしまう(>_< )


食べ合わせ しらす 大根

大根 + しらす
大根おろしとしらすの組み合わせ、美味しいのですが…
体内のたんぱく質を生成する際に欠かせないアミノ酸の一種、リジン。
リジンは体の成長や髪の毛の健康を促進する効果があります。
また、コラーゲンを生成する役割もするのでお肌の老化を防止してアンチエイジングにも効果的。
リジンを多く含む食材の1つにしらすがありますが、しらすと大根おろしは組み合わせない方が良さそうです。
と言うのは、生の大根に含まれているリジンインヒビターという成分がリジンの吸収を妨げてしまうからです。
リジンインヒビターは加熱をすると働きが抑えられるので、煮たり焼いたり加熱調理をした大根としらすを合わせるのなら問題はありません。
 コラーゲンを生成するリジンの吸収を妨げてしまう

食べ合わせ チーズ えだまめ

枝豆 + チーズ
枝豆に含まれるフィチン酸は食欲を抑える効果がありダイエットには嬉しい食材なのですが、チーズとの食べ合わせはお薦め出来ません。
それは、枝豆に含まれるフィチン酸がチーズに含まれるカルシウムの吸収を阻害してしまうからです。
カルシウムの摂取を目的としてチーズを食べる時は枝豆との食べ合わせを避けましょう。
チーズの他にも、カルシウムを多く含む食品との組み合わせはお薦めできません。
 カルシウムの吸収を妨げてしまう


食べ合わせ さつまいも 大豆

さつまいも + 大豆
さつまいもを食べるとおならが出やすくなりますが、これは、さつまいもを食べることで腸が活発に蠕動運動(ぜんどう)をするようになることが原因です。
蠕動運動というのは腸が伸縮を繰り返して便を肛門へ運ぶ働きのことです。
さつまいもはデンプンと食物繊維を多く含んでいるため消化吸収するスピードがお米やパンに比べて遅く、蠕動運動が多くなるのでおならを発生しやすくなるのです。
また、さつまいもを食べるとお腹が張りやすくなる方も多くいらっしゃると思いますが、これは不溶性食物繊維(水に溶けない食物繊維)の摂り過ぎによって腸内で便が固くなってしまい便秘になることが原因です。
そこへ大豆を摂取するとさらに症状が悪化する可能性があるので気を付けなければなりません。 大豆も不溶性食物繊維が豊富に含まれているからです。
もしもこの組み合わせをする場合は食べ過ぎないよう、そして出来るだけ一緒に水分を多く摂るようにしましょう。
 腸内で便が固くなってしまい便秘に。。。


食べ合わせ 玄米 ごぼう

玄米 + ごぼう
適量の食物繊維は腸の調子を整える作用があって良いのですが、摂り過ぎてしまうことでデメリットが発生するので気を付けなければなりません。
食物繊維を摂り過ぎると他の食品に含まれている栄養成分を吸収するのを妨害してしまうため、せっかく栄養バランスの良い食事をしても結果的に栄養不足になってしまう可能性があります。
そのため、食物繊維が多く含まれている玄米とごぼうを一緒に摂取するのはあまりお薦めできません。
ただ、食べ過ぎなければ食物繊維過多になる心配はないので摂る際は適量を心がけましょう。
 食物繊維の取り過ぎは、他の栄養分の吸収を妨げる


食べ合わせ トマト キュウリ

トマト + きゅうり
人参+大根の食べ合わせは人参が大根のビタミンCを壊してしまうからと書きましたが、トマトときゅうりの組み合わせも理由は同じです。
きゅうりに含まれているアスコルビナーゼという酵素がトマトのビタミンCを破壊してしてしまうからです。
お酢を使って調理をしたり、きゅうりを加熱すればビタミンCは壊れず摂取出来ます。
 きゅうりの酵素がビタミンCを破壊してしまう

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