大根 ダイエットの効果や方法レシピなど
大根 de ダイエット |
大根に含まれる主な栄養素
根の部分
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葉の部分
β-カロテン |
β-カロテンには、ビタミンAの作用をするという働きのほかに、有害な活性酸素から体を守る抗酸化作用や、
免疫を増強する働きがあります。 心疾患やある種のがんのリスクが低減することも示されています。 |
ビタミンB2 |
ビタミンB2は、エネルギーの代謝を助けて、皮膚や粘膜の成長に関わります。 そのため、美容のビタミンや成長のビタミンと言われています。 |
ビタミンC |
体の細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンを作る働きを助け、皮ふや粘膜の健康維持に役立ちます。 また、病気などいろいろなストレスへの抵抗力を強めたり、動脈硬化や心疾患を予防、鉄の吸収を良くしたりします。 |
鉄分 |
鉄分は、血液に酸素を運んだり、筋肉が収縮したり、コラーゲンを合成したりするのを助ける働きがあります。 また、酵素を活性化し、コラーゲンの合成やエネルギーを生み出しするのに役立っています。 |
葉酸 |
葉酸は、水に溶ける水溶性ビタミンのひとつで、ビタミンB群の仲間です。 たんぱく質や細胞をつくる時に必要なDNAなどの核酸を合成する重要な役割があります。 このため、赤血球の細胞の形成を助けたり、 細胞分裂が活発である胎児の正常な発育に役立ったりするなどの大切な働きをしています。 |
食物繊維 |
食物繊維は、不溶性の食物繊維と水溶性食物繊維があります。 便秘、糖尿病、肥満、心筋梗塞など生活習慣病の予防に効果があります。 |
大根のダイエット効果は?
大根は食物繊維がバランス良く含まれ、便秘に悩む強い味方。
便秘が続くと体重が増え、減量しにくい体になってしまいます。
便秘解消に効果のあるものと言えば食物繊維。
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があり、水溶性食物繊維は腸内の余分な水分を吸収し便の硬さを調節し、不溶性食物繊維は水分を吸収し便のカサを増やして腸の動きを活発にさせ排便を促す作用があります。
便秘を防ぐにはこの2種類の食物繊維をバランス良く摂る必要があるのですが、大根にはその両方が含まれているので便秘に悩む方の強い味方になってくれるはず。
そして食物繊維は胃の中の滞在時間が長く満腹感を得られやすいので食べ過ぎ防止の効果もあります。
簡単でしかもお金がかからず高い効果があることから一時期テレビで話題となった‘生大根ダイエット’は食事の前か食事中に生の大根を6cm食べるというものでした。
辛味成分のイソチオシアネートには代謝を活性化させて脂肪が付きにくい体質に変える効果があり、
さらに大根には炭水化物の消化を促進して便秘を改善する酵素=アミラーゼが含まれており、大勢の有名人がダイエットに成功しました。
大根の消化酵素は加熱をすると効果がなくなってしまうので生で摂ることが大切です。
そして高カロリーのマヨネーズをたっぷりとのせて食べるのではダイエットの意味がなくなってしまうので気を付けて下さい。
大根の健康効果は?
大根にはジアスターゼ(アミラーゼ)というでんぷんの分解を促進する消化酵素が含まれており、
胃もたれ、胸やけ、胃酸過多、消化不良を助ける効果があります。
この成分は胃腸薬にも配合されています。ジアスターゼは熱に弱い性質を持っており、48℃の熱で働きを失ってしまうので生のまま大根サラダにしたり大根おろしにして食べるのがお薦め。
そして空気に触れると効果が減ってしまうので食べる直前に調理をするようにしましょう。
大根の辛味は‘イソチオシアネート’という成分で、抗菌作用、抗炎症作用、抗がん作用があることが分かりました。
焼き魚にはよく大根おろしが添えられますが、魚の焦げに含まれる発がん物質を90%も解毒してくれるのです。
また、大根の葉には根よりも多くの栄養素が多く含まれているので、葉付きの大根がある時にはぜひ葉付きの方を選ぶようにしたいですね。
大根のレシピ
大根の中華風サラダ |
大根の葉のふりかけ |